あの地震の時一番ヤバいと思ったこと
どうもおっさんです。
本当は本のレビューから書いていく予定だったのですが、お題を見ていて思い出したことがありましたのでちょっと書いていこうかなと思います。
そう、3.11の時の話です。 とはいえ、ケガしたとかそういう話ではないので、とくにトラウマが強い、という方以外は読んでも大丈夫ですよ。
乱読の宿命
僕はとにかく本を読みます。
ここにいずれレビューで取りあげるであろうライトノベルのほかにも、子供のころから大切にしていた児童書、エンサイクロペディアの類、ミステリなどの小説、ビジネス書籍、趣味の料理や歴史に関する本などなど。
あの日のころにはとうに本棚の容積を超えて、壁沿いにパンパンにつまった段ボール箱がうずたかく。 おそらくは数千冊が部屋の中に積まれた状態になっていました。
たまたまつくりのしっかりした建物、部屋なのでよかったのですが、その辺が甘いと傾いたり床にへこみや傷ができていて大変なことになっていたでしょう。
地震で倒れるのは家具だけではない
うずたかく積み上げられた書籍の詰まった段ボールがある部屋に大きな地震が来るとどうなるでしょうか。 そう、倒れてくる。簡単な話です。 なかには重さがキロを超えるエンサイクロペディアが数十冊セットなどでありますので、これなんてもう。
……あの日、僕は六本木のオフィスに居ました。
交通網は寸断、とにかく歩いて帰るとなったとき、水や簡易食料がはいった弊社の緊急用持ち出しバッグは大変助かるものでした。 また通話はつながらなくとも、スマホで地図、ニュースを確認できたことは大変助かりました。
そういう準備の大切さ、情報の大切さを身に沁みながら徒歩での帰宅。 家までは4時間以上かかり、へとへとで自分の部屋に入ってみると。
そこには散乱した段ボールが倒れこみ、またその時ひっかけたのか、かなり大きいサイズのテレビまでも倒れ……
普段僕が寝るときに枕を置いているあたりは本と壊れたテレビの下敷きになっていました。 もしあの地震が夜間に起きていたら、そこには僕の頭部があったはずの場所です。 ケガや窒息の危険は非常に大きかったと思います。
家具の固定だけではなく、趣味のグッズなども定期的に処分して、せめて高さを減らしておく必要性を感じました。
それ以来、とにかく読まなくなった本はまとめてブックオフ送りを徹底するようにしています。
こんな記事もありましたが、それでも手間などを最小にしてまとめて引き取ってくれるうえ、自分の安全も確保できるというわけで、とにかく売れる質ではなく、他を圧し潰しかねない量をさばくという意味では、いまだに重宝できる場所です。
最近ではもう一つの趣味である映画のパンフレットなども増えてきているのですが、そちらもどうにか整理しないといけないですね。